オーケストラこぼれ話

えっちゃんです(*'ω’*)

 

 

コロナ禍ではありますが

感染対策をして演奏会も少しづつ開催され始めているようです(^ ^)

 

(弦楽器とピアノは、マスクをしたままでも演奏可能

と言うのもあるかもしれません)

 

ヴァイオリンの私は、バーチの活動以外に

オーケストラでの演奏もしています♪

 

今回は、オーケストラでの演奏の裏話です!

 

 

オーケストラでヴァイオリンは20人位いますが

弓の上げ下げが揃っているのはお気づきでしょうか?

 

1人だけ違う順番で弾くと、目立ちます!

「あっ間違った!」と一目瞭然です(( °ω° ))/

 

実は全員が揃える為に、楽譜に記号が書いてあります

下げ弓がダウン(□の底辺が無い様なコの字型)、

上げ弓がアップ(英語のVの様な記号)

この2つのみの記号で弾き分けます

(ベートーヴェンの交響曲 第5番の有名な

「っ!じゃじゃじゃじゃーん!」では

最初弓を上げてから始まります)

同じ曲でも、指揮者やコンサートマスター、

もしくは時代によっても変化する為

いつも書き込みの確認作業をしながら練習します

 

尚且つ本番直前に変更なんて事も結構な頻度であります( ゚д゚)

 

昔は、練習の時に前の席の方の楽譜を覗きながら写しました

長い曲ですと30ページもある楽譜!

 

全てを写すのは本当に大変な作業でした

 

その後、携帯電話で写真が撮れる様になるとパチリと撮り

後で家に帰ってから楽譜に書くようになりました

 

これで、写し間違えも少なくなりました_φ(・_・

 

もっと進化した最近は、

コンサートマスターからPDF等のデータで送られます!

 

印刷するだけでもいい!?

本当に楽になったものです!(^^)

 

 

もう一つ、指揮者とオーケストラの団員が見ている楽譜が違うのはご存知ですか?

 

ヴァイオリン奏者や其々の楽器の奏者は

自分が弾く音符のみが書いてあるパート譜です

 

指揮者は、全ての楽器の楽譜を集めた総譜(スコア)

 

(楽器の種類だけ段があるので、

曲によって指揮者は20段を一気にみているんです!)

弦楽器は弾いている部分が比較的多いのですが

金管楽器や打楽器の皆さんは、音がお休みの部分がたくさんあります

 

でも、呑気に休んでいるわけではなく、ずっと数えています

 

20小節休みと楽譜に書いてあったら

次に演奏する部分までひたすら数えます

 

数え間違うととんでもない処で入ってしまい大変な事に( ;∀;)

 

「とちった〜!!!!!!」

とは言いたくないものです笑

 

オーケストラの演奏会にいらしたら弦楽器の弓の動かし方や

演奏していない時の管楽器や打楽器の方を

ご覧になるのも面白いかもしれません!

 

えっちゃんでした